(株)瀬川商店

  瀬川 清右衛門
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弱者の戦略発想 
 
  ・広域戦をやめ、局地戦を選ぶ
 ・遠隔戦を避け、接近戦に持ち込む
 ・確率戦の中からでも、一騎打ちの条件を見つけ、直接戦で戦う
 ・総合戦でなく、対象を細分化し、重点主義・一点集中主義で戦う
 ・部分、分野で1位を狙う
 ・軽装備に徹し、先制攻撃を考える
 ・隠密行動、ゲリラ活動
 
強者の戦略発想 

 ・見通しの悪い狭域は避け、広域戦を展開。物量戦、品揃え。
 ・間接的、遠隔的戦闘場面で戦う
 ・確率戦の局面で戦い、一騎打ちの条件を作らせない
 ・圧倒的な兵力(物資)による総合戦で戦う差別化商品にはマネして取り込む
 ・弱者がマネをするよう誘導し、力を分散させる
 
弱者のとるべき戦略発想  ( 2乗作用の回避が大原則 )
局所優勢・重点集中・勝場圧勝
物量による総合戦発想をやめ、弱者の戦略で戦えば経営効率が向上する。

☆ 勝ちやすき場面を常に狙う。すき間、弱点を集中して狙う。
   強者(広い売り場面積、総合的な品揃え、物量戦)との全面戦争は避ける。

☆ 大手と同じようにしない。強い会社・先発と違った経営をする(差異化)。
   弱者の戦略で強者の死角を狙う。二次的機能や売り方で差をつける。
     
☆ 第一法則型の一騎打ち戦であれば、
  個々の場面では同一の条件であり、強者も弱者もない。
  
  お客様との接近戦、直接戦で顧客情報を集め、狙い撃ち。
  不特定多数の相手ではなく、しっかりした顧客管理。

☆ 戦略的1位作り
  小規模1位主義、部分1位主義、細分化1位主義 (全体発想は捨てよ) 
  強い競争相手がいない商品、業界、分野は1位になりやすい。
  世の中に必要だが、人がやりたがらない商品は1位になりやすい。
  市場規模が小さな商品や業界は1位になりやすい。

戦略目標(何で勝負するか)の定め方   一点集中主義  
  自分の勝ちやすきは、細分化し発見する。中心と幅を決めほかは切る。
  目標は自社の強みを生かしきり、弱点が目立たないように。
  戦力の分散を避け、実行目標は少数に絞込む。(重点主義)

  ① 地域戦略  局地戦重視  スキ間地域  最大範囲の決定
    地域集中でお客さん占有率を高める。勝ち組地域の積み上げ。

  ② 客層・業界戦略(誰に売るのか?・売る相手の絞込み)
   自社の経営規模と競争相手の力関係からみて、
   どの流通チャンネル・どの業界・どの客層に、力を入れるか。

  ③ 商品戦略  用途・客層・価格の細分化。ニッチ。マトリックス。
   市場規模が小さな一騎打戦的商品の重視。特殊用途、専用商品。
   問題の発見、困り事の解決。応用の技術。ヒントは求めればある。
   ・専用商品、特殊用途、価格、サイズ、初心者用、ヘビーユーザー用。
    ・売り方や、サービスにより差異化する。セット販売。
    ・市場規模が小さく、大手が参入しない、手間ひまかかる、は狙い目。

弱者の戦略で戦うべきなのに、強者の戦略で戦えば、効果が上がりません。
見えないので認識せずにいると、二乗作用を受け、ロス・損害が大きくなります。
とられる,勝てない,儲からない、ということになります。
「弱者の戦略」発想を持てば、勝てる局面を発見でき、利益性が高まります。

 「弱者の戦略」に適用できる価値あるものこそ必要な情報。
経営の大局観は、自社を中心で考えず、お客・自社・競合の真ん中で考える癖をつける。
油断すると社内中心で、横並びの発想をしてしまう。
必要な情報は、お客情報、競争相手の情報、社内情報、仕入先情報。 

   「お客起点の経営発想」が大原則。主観ではなく「顧客観」